今回のテーマは副業についてです
副業解禁が話題に上がってからはダブルワークをする人達も増えていますが「副業って稼げるのは良いけどやるべきことなの?」とか「やりたいけど何の副業をやったらいいかわからない」という人もいます。
今回はそのような人のために「こういった方法もあるよ」というお話をしていきますね。
副業はやるべきなのか
僕の考えでいくと副業をやるかやらないかで言ったら「絶対にやった方が良い」と思います。
理由としては「視野が広がる」からですね。
副業をやることによって、自分のやっている本業とは違った視点を手に入れることができます。
どういったタイプの副業をやるべきか
副業で視野が広がるのは素晴らしいのですが「時間の切り売り」でやるんだったらちょっと話は変わってくるんですよね。
「時間の切り売り」というのは例えば「皿洗い」とかがそうです。
皿洗いという仕事が悪いわけではないのですが、皿洗いは自分が動いている時間が価値になるので、稼働時間に対してお金がもらえるという仕組みになります。
だから副業として稼ぐにしても、金額の上限がある程度のところで決まってしまうということなんです。
「時間の切り売り」っていうところで考えれば「医者」も時間の切り売りになりますけど、これはちょっと違います。
みんながみんななれるわけではありませんし、時間の制約もありますから「副業」というよりも「本業」にせざるを得ないんですよ。
精神的にも肉体的にも学力的にもハードルが高い分、高単価になります。
みんなができるわけではない医者という職業は、時間の切り売りとはいえ内容が違うということだけ覚えておきましょう。
では僕を含めた一般人がやるべき副業とは何なのかが気になりますよね。
僕のおすすめは「資産構築型の仕事」です。
資産構築型の仕事とは
資産構築型の仕事と聞くと「資産」という言葉にフォーカスしてしまい、株や不動産を想像する人もいるかもしれませんがそうではありません。
ここでいう資産とは「自分の知識」を「他人が見れる形にする」ということです。
こんな風に言ったら難しく感じるかもしれませんが、全然大したことはありません。
例えば工場の作業員だったら、仕事の内容を機密事項に引っかからない範囲で動画やテキストにして、インターネット上に発信するんです。
企業に勤めていない自営業とかなら発信もしやすいですよね。
仕事ではなく趣味から更にやりやすいです。
例えば柔道を趣味でやっているなら、自分の持っている知識や技術を動画やテキストにまとめてしまうんですね。
それで、自分の後ろを歩いている人(まだ上手くない人)に教えてあげるための「教材」として販売するというわけです。
直接教えてほしいという人もいれば、教材があるならそれを見て勉強したいという人もいます。
つまり、教材を作っておけばそれが「資産」になるということなんですね。
まぁ簡単にまとめるなら、自分が柔道を教える先生になって、直接指導か教材提供をするということになります。
直接指導は時間の切り売りじゃないの?
直接指導は時間の切り売りです。
でも。皿洗いとは質が違うんですよね。
だから最初のうちは直接指導をすることもオススメします。
可能なら「教材提供&サポート指導」という形を取れたらベストです。
これをやることによって「教えた」という実績と「販売した」という実績が同時にたまっていきますから。
「教えた」という実績があれば、指導者としてのポジションが確立できます。
生徒の人数が増えれば増えるほど実績もたまるので、周りからの信頼を高めることにも繋がるのです。
教材提供に関しても、同じような考え方ができるというわけですね。
こういったことを考えると、時間の切り売りとはいえ、皿洗いとは得られるものの質が違うということがわかってもらえたと思います。
直接指導(サポート指導)のメリットデメリット
直接指導(サポート指導)のメリットは実績がたまるということですが、他にも思わぬメリットがあるんです。
直接指導をしてあげることによって、自分では想像もしていなかった生徒側の疑問が浮上してくることもあります。
教える側からしたら当たり前のことであっても、教わる側というのはそれすらも知らないということが多々あるんですよ。
そういった生の現場の声を聞けば、教材の足りなかった部分を付け足しながらブラッシュアップすることができるので、より素晴らしい教材になっていくというわけです。
教材が良い物になり評判も良くなれば、当然価格を上げることも可能ですからね。
デメリットは自分の時間を使うということだけです。
生徒の気持ちになってみて
実績ってめちゃくちゃ大切なんです。
「私は柔道を教える力があるので習ってください」と言われるのと「私は今まで1,000人に柔道を教えて、生徒も試合で勝って成果を出しています」と言われるのでは、受け取り方がだいぶ違いますよね。
だからこそ、一見効率が悪いようなやり方であっても、信用形成のために実績を積み重ねていくことが大切なんです。
教材に関しても信用がたまっていないうちから「良い教材ありますよ」と言われたところで欲しいと思えませんよね。
考えるべきところは「常に相手の気持ち」ということなんですよ。
趣味ではなくネットビジネスからやりたい人へ
副業をインターネットビジネスからスタートさせたい人もいると思います。
アフィリエイトとかが超王道ですよね。
インターネットで商品の紹介をして、お客さんが買ってくれたら仲介料が手に入るというビジネスです。
ただ、これって自分のサイトが検索した時に上位表示されることが大切なんですよ。
数年前までは上位表示させることが比較的簡単で、サイトをいくつか作れば自動的に数十万円ずつお金が振り込まれるなんてことは当たり前だったのですが、
今の時代はgoogleのアップデートがすごく頻繁に起こっているため、何十万円も稼いでいたサイトであっても翌月いきなり0円になってしまうということが起こってしまいます。
そういったことを加味して考えると、リスクはあるしめちゃくちゃ厳しい世界だということがわかると思います。
心が折れて挫折してしまうのはとてももったいないことですからね。
こんな人はアフィリエイトも可能
でも、アフィリエイトをサイトだけで販売しなければ可能性はあります。
例えば美容師がシャンプー・リンス・コンディショナー・美顔器といった物を紹介するとかはアリなんですよ。
美容師なら一般の人よりもSNSを使って自分に影響力を付けることがしやすいので、色々なところから集客ができるというわけですね。
集客した先にアフィリエイトのサイトがある、みたいな感じでとらえてもらえればオッケーです。
実際に仕事をしているという信頼の延長線上で紹介された場合「この人が言うなら確かに良さそう」と思ってしまうのが現実。
だから自分の強みを活かしたアフィリエイトはこれからの時代も全然アリだと思います。
アドセンスで稼げる?
アドセンスという広告収益モデルがあります。
YouTubeの広告やブログに表示されている広告なんかがそうですね。
正直言って、サイトでアドセンスをやってもアフィリエイトより稼げません。
単価が低過ぎますし、記事を上位表示させなければならないというところはアフィリエイトと同じですからね。
YouTuberとしてやっていくのであれば人気次第で稼げるようになるでしょうけど、芸能人やYouTuberを本職にしている人、更には企業がお金をかけて動画を作成しているこのご時世に、今から素人が参入してどうこうなるレベルではありませんよ。
こんな人は時間の切り売りでもオッケー
ちなみに、全員が全員インターネットを使った副業をやる必要はありません。
毎日パソコン仕事で「もうパソコン触りたくないよ」というなら飲食店でウエイトレスや皿洗いもオッケーなんですよね。
それが自分のストレス発散になるのであれば。
多くの人はストレスを溜めながら仕事をしてしまうのですが、中には本業以外のことでストレス発散になるという人もいるんですよ。
そういう人はストレス発散しながら体を動かして運動ができる。更にお金までもらえるわけですから最高ですよね。
この場合は得る物が多いというのがポイントになります。
これは素晴らしい働き方なので、無理にそれ以外の選択肢を取るようにとオススメはしません。
ただ、こんな考え方が出来る人はごくまれだと思ってくださいね。
もしあなたがそちら側の人間だとしたら、僕は素直に尊敬します。
昔の僕は、ただただ自分が食べていくためだけに働いていましたから。
まとめ
僕は資産構築型の仕事を副業としてオススメします。
結局知識は持っているだけでは何も価値を生み出さないので、相手が認識できるような形にすることが大切ですよ。
ただ、ストレス発散になるなら時間の切り売りも良いのです。
結局は現在の自分に合った仕事を選べばオッケーということなので、今一度ご自身の生活スタイルと照らし合わせて副業選択をしてみてはいかがでしょうか。
食べるためだけに働くのではなく、明るい未来へ進んでいけるようにひとつひとつ選択していきましょうね。
それではまたぁ〜!